【BOOK】ダ・ヴィンチ・コード
言わずと知れた世界的ベストセラー、『ダ・ヴィンチ・コード』。
とうとう文庫本が出たみたいです。
「ハードカバーは高いから・・・」と文庫本の発売を待ちに待っていた母が、意気込んで電話してきました。
私が1年くらい前に会社の先輩に借りて読み、母に「すっごく面白かったよ!」と売り込んだから。
本作は、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチの素描に描かれた暗号が解読され、キリスト教の根幹を揺るがす闇の歴史が浮かび上がるという長編ミステリー。
美術館とか絵画に興味がなくても、絶対に「『モナ・リザ』が見たい」、「『最後の晩餐』が見たい」って思うはず!
そして、ルーブル美術館やウェストミンスター寺院といった、歴史的建造物を見に行きたくなるはず!
私は美術館が好きだし、曲がりなりにも建築をやっている人間なので、臨場感のある描写にワクワクしっぱなし。
読んでいる間は、この物語がフィクションであることをすっかり忘れていました。
もう『モナ・リザ』や『最後の晩餐』を、ただの絵画鑑賞として純粋に見ることはできないかもしれない。
数多くの暗号や謎、逃亡と探索、舞台もパリ、ロンドン、エジンバラへ・・・くるくると展開していく。
それでいて綿密な筋立てには、ミステリーファンに限らずとも引き込まれると思います。
この作品は宗教についても深く掘り下げている部分があるため、発禁処分になっている国もあるとか。
日本人には比較的なじみがない宗教学。
だからこそ、素直にエンターテイメントとして楽しめるのかもしれない。
5月20日に世界同時公開が決定している映画版『ダ・ヴィンチ・コード』も要チェック!
世界的ベストセラーの映画化、主演にトム・ハンクスと『アメリ』のオドレイ・トトゥ、ルーブル美術館での撮影・・・。
話題にことかかない大ヒットを約束された映画。
今年公開される映画の中でも注目度No.1です。
厳戒令が敷かれ、情報がなかなか入手できないことも、さらに注目度を高めている気が・・・。
原作が話題になると映画化が難しいと言うけど、製作側の気合も十分なようなので期待は大きいです。
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