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2006年5月 2日 (火)

【MOVIE】レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語

Movie_6お気に入り度 ★★★★

不幸せだけど、幸せな気持ちになれる物語です。
シュールで笑えて、かわいくて、面白い!

まずオープニングの演出がとってもシュール。
タイトルにも出てくる「レモニー・スニケット」というのは物語の作者であり、語り部なんだけど、その作者自らが「ハッピーエンドを観たい人は違う映画館へ」と言うセリフから始まる。
そんなことを言われて席を立つ人はいないでしょ。
このレモニー・スニケット、物語が盛り上がって佳境!!っていうときに必ず出てきて、話を遮るんです。
でもその演出がまた楽しめる。
演じているのは実はジュード・ロウ。
でも、シルエットと声だけで顔は全く出てきません。
映画館で観たときにはそれに全く気づかず、エンドロールで名前が出て初めてえ~?!と思いました。

この物語は3人の不幸な姉弟の物語。
長女のヴァイオレットは発明が得意。
髪を結うとそこら辺にあるものを使ってなんでも発明する。
長男のクラウスは本の虫。
読んだ本は全て暗記しているという、素晴らしい記憶力の持ち主。
そしてまだしゃべれない末っ子のサニーは意味不明の言葉を発するんだけど、なぜかヴァイオレットとクラウスには通じている。
いくらちゃん系・・・。
この子が得意なのは噛むこと。
堅いものでもなんでも歯で壊せるし、堅いテーブルに噛み付いてゆらゆらとぶら下がっている姿がなんとも言えず可愛い!
サニーを演じているのは実は双子の赤ちゃんで、2人で交互に演じているんだって。
いいな、こんな可愛らしい双子の赤ちゃん。

セットや衣装もダークで凝っている。
これらはティム・バートン監督の『スリーピー・ホロー』や『シザーハンズ』などを手がけているスタッフのものらしい。
特に衣装はすっごく可愛い♥
長女ヴァイオレットや末っ子のサニーが着ている衣装は、クラシカルでありながら、現代で着てもすごくおしゃれ!すてき!

レモニー・スニケットを演じるジュード・ロウの他にも、かなりの豪華キャストが集結しています。
悪役オラフ伯爵のジム・キャリーに、ジョセフィーンおばさんのメリル・ストリープ、劇の批評家役でなぜかダスティン・ホフマンも顔を出してました。
でも、もともとコメディをやっているジム・キャリーってあんまり好きじゃありません。
彼の持ち味なのかもしれないけど、過剰に大げさな演技に白けてしまう・・・。
『エターナル・サンシャイン』みたいに繊細な役だったら上手い俳優さんなんだけど。
でも、オラフ伯爵は悪役だし、嫌われても仕方ない。ね。

ストーリーは単純明快だけど、小気味良いテンポで進んでいく。
数々の不幸に見舞われても、3人で力をあわせて生き抜いていく姿は観る者に勇気を与えてくれます。
普通、落ち込んでいるときや不幸なときには暗い映画は観たくないけど、この映画だったら大丈夫。
逆境でも道は開けると思えるんじゃないかな。
暗い映画は観たくない、だけどハイテンションで幸せいっぱいな映画も観たくない・・・というわがままな気分のときにぜひ♪

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