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2006年6月30日 (金)

【MOVIE】エレファントマン

お気に入り度 ★★★★★

Movie_22舞台は19世紀末のロンドン。
ジョン・メリックは、生まれつきの奇形のために見世物にされ続け、人としての扱いなど受けたことがなかった。
しかし、ロンドン病院に努める優秀な外科医フレデリック・トリーブスに出会い、徐々に人間としてのアイデンティティを確立していく・・・。

私が生まれた年に公開された映画です。
以前から観てみようと思っていた作品のひとつで、最近ようやく観ることができました。
映画を観てから知ったんだけど、驚いたことにジョン・メリックは実在の人物で、本作は実話に基づいているとのこと。
とても衝撃を受けました。
この作品の公開当時は、かなり話題になったみたい。
映画ファンなら絶対に観るべき・・・と評されている作品です。

人間ってすごく残酷だなぁと思う。
動物は生死や子孫繁栄のために他を攻撃することはもちろんあるけど、人間は相手を貶めるためだけに攻撃したり迫害したりできる生き物。
そういう残酷な姿が、誰の中にもあることを目の前に突きつけられた気分になりました。
ジョンの繊細な感情がとても丁寧に描かれていて、どこまでも純粋なジョンに涙が出ました。
「普通」になることを夢見て、「普通の人のように横になって寝たい」というささやかな願いを抱くジョンがすごく痛ましい。
命が危ないと知りながらささやかな願いを叶えようと決意するジョンは、自分にとって何が幸せなのかを決めたんだと思う。
始めは恐る恐る近づいた人たちが、次第に心を動かされていく過程には安堵があるとともに、それでも心無い人たちが必ず存在するというところにリアリティがある気がします。

私にはお気に入りの映画とはちょっと別格で、「忘れられない映画」がいくつかある。
『エレファントマン』は、間違いなくそのひとつ。
モノクロで古くて、しかも重い内容の映画というと敬遠してしまう人も多いけど、すごくもったいない。
説教臭いメッセージではなく、感情を突き動かされる映画を観たいときに是非観てほしい。
ただの感動ものではない、心に焼き付いてしまう映画です。

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» エレファントマン [EncycRopIdia]
B『エレファントマン』/B(監督デヴィッド・リンチ)  中学校の先生がことあるごとに名作だと主張していたので、題名と内容だけは知っていた『エレファントマン』ついにご対面と相成りました。 Bあらすじ:/B  先天的な奇形のために主人公、Bジョン・メリック/Bは、見世物小屋でBエレファントマン/B(象人間)という触れ込みで見世物にさせられていた。  彼を..... [続きを読む]

受信: 2006年11月27日 (月) 12時22分

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