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2006年6月15日 (木)

【MOVIE】きみに読む物語

お気に入り度 ★★★★

Movie_19ベタベタのラヴストーリーはちょっと苦手な私ですが、これはすごく良かったです!

ポスターの雰囲気とか予告編を観て期待していたものの、前半は「なぁんだ、ただのベタなラヴストーリーか・・・」とがっかりしていました。
身分違いの恋、忘れられないかつての恋人との再会、周囲の人間の視線、婚約者との別れの決断。
婚約者がいても心のどこかで想い続けてきた人と結ばれる・・・という展開はありがちながらも、共感はできます。
それだけ強い想いを抱ける相手がいるということ自体、ちょっと憧れる。
ただし、これだけだったらたいして感動はしないし、主人公のアリーが身勝手に見えてしまう部分もちらほら。

でも、この作品が感動できるのは、そんなところじゃありませんでした。
(以下はネタバレです)
『きみに読む物語』という邦題が示すとおり、これはひとりの男性が、アルツハイマー病を患い記憶障害を抱えた女性に語り聴かせている、とある男女の昔話。
男性は、この話を読み聞かせるうちに、彼女の記憶が甦ることを願っているのです。
最初は話を聴くことすら拒んでいた彼女も、昔話が進むにつれて少しずつ記憶を取り戻す。
そうだ、これは自分の記憶・・・。
そう気づいたとき、病気も、重ねた年月も取り払われ、二人の心は寄り添うんだけど、彼女はその記憶を留めておくことができない。
それでも彼は、彼女が記憶を取り戻すまで何度でも物語を読み聴かせる・・・。
原題は『The Notebook』。
男性が読んでいるのは、まさに二人の記憶を記したノートだったのです。

昔話の部分は、はっきり言って本当にどこにでもありそうなラヴストーリー。
でも、話が進むにつれて2人の関係がはっきりとしてきて、一気に引き締まり、感動させてくれます。
若いときの純粋で一途な愛は、やがて献身的で無二の愛になるという、とても素敵な愛の形。

ポスターからしてとても美しくて、映像も音楽も素晴らしい。
ラヴストーリーというジャンルの中では、私にとって間違いなくNo.1の秀作です。

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