【MOVIE】初恋
観てきました、『初恋』。
今回はいつも行っているシネコンではなく、街中に古くからあると思われる映画館。
行く前はそんなに混まないだろうな~と思っていたけど、行ってみると予想外の行列が。
客層は恐らく三億円事件をリアルタイムで知っているであろう年代が多かったけど、ちらほら若い子もいました。
ひと昔前を感じさせる映画館で、1960年代が舞台の映画、雰囲気はぴったり。
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『初恋』
日本犯罪史上最大のミステリー「府中三億円強奪事件」。
大胆かつ巧妙な手口による犯行、大量の遺留品と延べ16万人の捜査員の投入にも関わらず難航する捜査、そして数多くの犯人推理説・・・。
その犯行の鮮やかさから、世の中に一大旋風を巻き起こし、犯人がヒーロー視されるまでに至った大事件。
1975年に未解決のまま時効を迎えるが、今なお語り継がれている完全犯罪である。
しかし、こんな物語は耳にしたことがあるだろうか。
この実行犯が実は女性だったと。
しかも18歳の女子高生だと・・・。
監督:塙幸成
主なキャスト:宮崎あおい
小出恵介
宮崎将
小峰麗奈
柄本佑
青木崇高
松浦祐也
藤村俊二
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お気に入り度 ★★★☆
三億円事件が起こったのは私が生まれる10年以上も前の話。
名前くらいは聞いたことがあったけど、「実行犯が実は女子高生だった」というこの映画の設定が面白い。
それに、三億円強奪という犯罪と、『初恋』というタイトルのミスマッチにも興味を抱きました。
主演のみすずを演じた宮崎あおいさんがとにかく良かったです。
セリフが少なく、表情をじっくり見せる場面がとっても多かったんだけど、彼女は本当に上手い役者さん。
みすずの孤独、憂い、せつなさ・・・といった心情が、しっかりと表現されていました。
瑞々しくて、彼女は本当にみすずなんじゃないかと思うくらい、この役は宮崎あおいにしか演じられないと思う。
音楽もセリフもなく、劇場までも静まり返る中で映し出される彼女の表情が、とっても印象的でした。
少女の可愛さもすごく感じるんだけど、影を秘めたまなざしもあって。
岸に必要とされて心が躍っているときの抑えた表情を見て、これが『初恋』というタイトルの所以なんだなぁと感じました。
1960年代というのが激動の時代だったということは、聞いたことくらいはある。
体制に反発して機動隊と衝突したり・・・とか。
若者たちが悩んで、もがいて、傷ついて、それでも恋をして。
きっと全てが真剣で、妥協を許さなかった、諦めなかったんだろうな。
そういうのって、ちょっと羨ましくもある。
1960年代のファッションがとっても可愛かったし、元ちとせさんが歌うエンディング曲「青いレクイエム」という曲も映画にすごくマッチしていました。
みすずは最初の方ではお嬢様チックなファッションだけど、途中で登場した緑のコートとか、小峰麗奈さん演じるユカが着ていたワンピースがレトロ感たっぷりで素敵。
全体的に、やっぱり宮崎あおいさんの演技力でひっぱっている映画ではあると思ったけど、彼女が演じたからこそ、『初恋』という要素がこれだけ大きな事件を突き動かしたという、ちょっと突飛な発想に説得力を持たせていた気がします。
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コメント
俺も友達は居ない!でも1人の信用出来る女の子が居ればそれだけで「幸せ」友達になれませんか…
投稿: ケン | 2007年5月10日 (木) 23時48分
>ケンさん
コメントありがとうございます。
自分のことを真剣に受け止めてくれるひとりの存在ってすごく大きいですよね。
また是非コメントください。
投稿: rie | 2007年5月11日 (金) 08時17分