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2006年6月16日 (金)

【MOVIE】嫌われ松子の一生

映画館に行くと、その作品の客層が結構気になる。
年代や性別をはじめ、どんな人と一緒に来ているのか?家族連れ、カップル、ひとり・・・というのをチェックするのが密かに楽しみ。
客層を見るとその映画がどんな映画なのか想像できるし。
レディースデーに観にいくとさすがに女性が多いけど、この映画はそうじゃなくても女性向け・・・という気がする。

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『嫌われ松子の一生』 

Movie_20不幸って何?
女の子なら誰だって、お姫様みたいな人生に憧れる。
昭和22年、福岡県大野島生まれの松子もそのひとり。
でも現実は・・・・。
20代で教師をクビになり、エリートから転落して家を飛び出しソープ嬢に。
やがてヒモを殺害して刑務所へ・・・。
壮絶な不幸に揉みくちゃにされながらも、誰かを愛し、その人だけを信じて突き進む。
傷ついても傷ついても、松子は愛する人への思いを胸に夢を見続ける・・・。

監督・脚本:中島哲也

主なキャスト:中谷美紀・瑛太・伊勢谷友介・香川照之・市川実日子・黒沢あすか・柄本明

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お気に入り度 ★★★

音と光と色に溢れて、ピカピカキラキラ・・・ミュージカルを観ているみたい。
テンポのいい展開に、ノリのいい音楽、メリハリのある映像。
話の内容はともかく、こういう映画にはついつい引き込まれてしまいます。

個人的には、どっちかっていうとお嬢様的なイメージを持っていた中谷美紀さんが松子を演じているという意外性も、引き込まれた一因。
中谷さん、あんな変顔ばっかりでいいの?・・・と思いつつも、まさに体当たりの演技には驚嘆しました。

残酷だけど、人間って他人の不幸を笑いものにできちゃうんだなぁ。
だって、松子の人生って、本当に笑えないくらい不幸。
だけど、本人は愛する人への思いを胸に最後まで夢を見続けた人として描かれている。
じゃあ、彼女は幸せだったの?

それもちょっと違う気がする。
最後は引きこもって、とびきり不幸で・・・でも、ほんの一筋の最後の希望の光を持っていた。
それが龍や笙にとっての、松子の偉大さだったんじゃないかな。
その描き方ひとつで、この映画は全然違ったものになっていたかもしれない。

この映画を観たいと思ったのは、中島監督の前作『下妻物語』が意外なほど面白かったから。
半年以上前から、映画館でしつこいほど予告編をやっていたせいもあるけど・・・。
あまりコメディは積極的に観ないけど、『下妻物語』をテレビで観て、あのおかしな世界観にはまってしまいました。

ストーリーも突飛じゃないと言えば嘘だけど、語り口がすごく面白くて、やっぱりピカピカキラキラ・・・勢いがある。
今回の『嫌われ松子の一生』も、松子の存在すら知らなかった甥っ子の目線で物語が進むというのが意外だったし、ピカピカキラキラ・・・。
何よりも、BONNIE PINK、AI、木村カエラなどの豪華アーティストによる音楽がすごく効いていたし。
・・・と言っても、私は別にこれらのアーティストのファンでも何でもなく、ほとんど曲も知りません。
それでも、松子の世界観にぴったりとはまっていて、気づいたら頭から歌が消えなくなっていました。
久々にサントラが欲しいなぁと思う映画でした。

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»  「嫌われ松子の一生」  一緒に楽しく 虚しく 切なく  [bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ]
中谷美紀主演VS中島哲也監督 話題の映画 「嫌われ松子の一生」を 公開初日に観ました。 撮影中の「悪い」やりとりが 先行した感がありますが 初日の舞台挨拶で和解したとか? 物語は 「川尻松子」と言う女性の 昭和22年から平成13年までの 一生の人生物語。 53年間の波乱万丈を 時におかしく、時に虚しく 時に仰天な映像で 一機にみせてくれます。 ほんと「笑顔」あり「涙」ありの 人生は、観客にも痛感に伝わってきます。 「シリア... [続きを読む]

受信: 2006年6月17日 (土) 17時32分

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