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2006年7月29日 (土)

【MOVIE】おしゃれ泥棒

お気に入り度 ★★★★★

Movie_27大好きです、この映画!!
オードリー・ヘップバーンの作品の中でも一押し。
オードリーと言うと、『ローマの休日』、『ティファニーで朝食を』、『マイ・フェア・レディ』なんかが有名だけど、私は『おしゃれ泥棒』が一番好き。
原題は『HOW TO STEAL A MILLION』、つまり“100万ドルの盗み方”。
これを『おしゃれ泥棒』と訳すあたりが、昔の映画の邦題って気が利いてる!と思わされます。
(気が利いてない邦題もたまにあるけど)
前から欲しかったこのDVD、ふらっと立ち寄ったCDショップをで出会い、即買いでした。

内容は、泥棒の映画です。
美術館からヴィーナスの像を盗み出すという、現代映画だったらちょっとくらいアクションとかサスペンスの要素が入りそうなストーリーだけど、この作品はロマンチックコメディ。
私はスパイもの、法廷ものの映画なんかが好きだけど、それと同じくらい泥棒ものも好き。
『エントラップメント』とか、『ミニミニ大作戦』とかね。
その中でも『おしゃれ泥棒』が一線を画しているのは、最近の泥棒映画みたいにハイテクな機械とか、ハッカーとか、そんな難しいものが出てこないで、ど素人の2人がアナログな道具と巧みな心理作戦だけで目的を果たしてしまうから。
人間の心理を、皮肉なほどするどく突いた作品なんです。

細かい話だけど、泥棒道具にものすごぉく強力な磁石が出てきます。
物置の中でひとりになったオードリー演じるニコルは、ちょっと磁石の力を試してみたくなる・・・。
思っていた以上に強力な磁石は、引き剥がそうとしてもくっついて離れない。
そこにピーター・オトゥール演じるデルモットが戻ってくると、ニコルはちょっとばつの悪い表情。
何でもないシーンだし、別にいらないシーンなんだけど、本作を作ったウィリアム・ワイラー監督ってきっとすごく人間観察をしている人なんだろうなぁ、と感心してしまいます。
あるある、こんなこと。
そこで観ている私は、思わずニヤっとしてしまうんです。

ファッションや建物のおしゃれさももちろんだけど、会話がとってもおしゃれ。
そして面白い。
セリフのひとつひとつが、すごく洗練されている感じがする。
こういう感覚って、最近の映画にはあまり感じられない気がするな。
クラシックを聴いているみたいな、優雅な気分になります。

この作品について語りだしたら本当に止まらない気がするんだけど、百聞は一見に如かず。
ぜひ、観てみて欲しい作品です。

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