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2006年7月 6日 (木)

説明と同意

インフォームド・コンセント(Informed consent)という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
医療の業界などでよく使われ、医療行為(投薬・手術・検査など)を受ける際に、その内容についてよく説明を受け理解したうえで(informed)、施行に同意する(consent)事。
対象となる行為の名称、内容、期待される結果だけではなく、副作用や成功率、予後までも含んだ正確な情報が与えられることが望まれ、インフォームド・コンセントが叫ばれるようになったここ数年で、医療界の情報開示は大きく進展したのではないでしょうか。

福祉住環境コーディネーターの業務においても、インフォームド・コンセントがとても重要。
以前にも書いたけど、福祉住環境コーディネーターの理念の中心にある考え方は、第一に利用者の意思を尊重すること。
だから、例えコーディネーターや介護を行う家族が「こうした方がいいよ」と言っても、利用者である被介護者が同意しなければ、無理やり施行するということはしてはならないのです。
また逆に、利用者から「こうしたい」という要望があった場合、コーディネーターはその要望を取り入れることによる効果だけでなく、生じるリスクについても説明する必要があると思います。
そして、リスクを承知のうえで利用者が「こうしたい」と思えば、リスクを極力抑えられるような形での導入方法を考えてあげるべきだと思います。
実際の現場では当然難しいケースもたくさん出てくるんだろうなぁ、というのは想像に難くないんだけど、それでもとても大切な理念だと思う。

そのほかにも、例えば商業の世界で言えば、本当はとんでもないリスクを背負った製品なのに、そのリスクについて説明せずに販売したら、それはもう犯罪の域。
製造・販売側は説明の義務があるし、消費者は「購入」という行為によって同意を示している・・・ということになります。

これって、色んな人間関係においても同じことが言えると思う。
友人、恋人、夫婦、親子、会社の上司と部下・・・説明がなければ、それが不信感に繋がってしまうということも多分にあると思います。
「説明」することが相手への敬意であり、信頼であり、誠意を示すことになると思いたい。
福祉住環境コーディネーターの勉強をしていると、当たり前だけど忘れていたこととか、見過ごしていたことに気づかされる・・・と思う毎日です。

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