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2006年8月 3日 (木)

【MOVIE】風と共に去りぬ

お気に入り度 ★

Movie_29不朽の名作と言われ、長年多くの人から支持されている映画ですが・・・。

この『風と共に去りぬ』は両親が大好きな映画で、廉価版のDVDを買った母が嬉しそうに貸してくれました。
以前から母が何度も薦めてくるから興味はあったけど、いざ観てみると、残念ながら私には響いてきませんでした。

どうやら私の場合、その映画が好きかどうかはキャラクターの魅力で決まるみたい。
スカーレットにもアシュレーにも、どうにも魅力が感じられない。
スカーレットは確かに強い女性で、前半の最後のシーン(「絶対に飢えさせません」と神に誓うシーン)ではそれなりに響いてくるものはありました。
でも、最初から最後まで周囲を振り回した挙句不幸にしていく身勝手な姿に、少なからず嫌悪感を覚えました。
そもそも、ヴィヴィアン・リーをキレイと思えないところが問題なのかも。

アシュレーには始終イライラ・・・。
彼に固執するスカーレットに感情移入できなかったし、メラニーが本当に気の毒。
スカーレットには魅力を感じられなかったけど、メラニーの生き方には共感するところが多々ありました。
謙虚さ、つつましさ、優しさ・・・とても愛に満ちた女性で、スカーレットのような強さはなくても、メラニーには彼女なりの強さがあると思いました。

スカーレットの3番目の夫となったレット・バトラー。
彼は変わってるけど、それなりに魅力があったな・・・。
スカーレットの気質を知っていながら、彼女には自分しかいないという度胸を持っていて、何にも動じない意思の強さがある。
でも、一番気の毒でもある。
結局スカーレットを自分のものにすることはできず、去っていく後姿は悲しいものでした。

戦争映画として観れば悪くないと思う。
南北戦争で敗れた南部の人間たちがただ戦いに負けて傷ついたのではないという、戦争の根底にある暗さがよく表れている映画だと思います。
南部の誇りを持って生きてきた人たちが、その誇りをずたずたに切り裂かれた悔しさや悲しさは伝わってきました。
スカーレットが守りたかったのは家族や周囲の人間ではなく、タラという土地と南部の精神だったんだと思う。
そういうのは嫌いじゃない。
でも、周囲の人のことをないがしろにしてまで守りたいという点に、私は共感できませんでした。

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