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2006年10月 6日 (金)

【MOVIE】ドンファン

映画が大好きな私ですが、ただ単純に「オススメの映画ある?」と聞かれると、いつも困ってしまいます・・・。
好みって人それぞれだし、その日の気分によって観たい映画も違うはず。
私が大好きな映画=誰にでもオススメできる映画、ではないし。
だから、必ず尋ねます。
「どんな映画が観たいの?ジーンとするやつ?楽しいやつ?スカッとするやつ?」
残念ながら、ここで「背筋が凍りそうなくらい怖いやつ!」と言われてしまうと、私からは何も出てきませんが。

最近、「少人数で楽しみながら観られる映画」というリクエストを頂き、いくつか選んだ中に入れてみたのがこれ。
ちょっと古いし、それほどメジャーでもないけど、クスッと笑えて、ちょっぴり温かい気持ちにもなれる作品。

Movie_34お気に入り度 ★★★★

この映画が好きなのは主演がジョニー・デップだから・・・というわけではないけど、彼の出演作でなければ、観てみようとは思わなかったかもしれない。
この役を彼以外の人が演じるなんて想像がつかないし、他の人にはできないんじゃないかと思う。
・・・と観客に思わせてしまうところが、ジョニー・デップのすごさなんだろうなぁ。
シザーハンズ、エド・ウッド、チャーリーとチョコレート工場、パイレーツ・オブ・カリビアン・・・彼なしでは、どれも大コケしていたかもしれない。

とはいえ、この作品で良いのはジョニー・デップ演じるドンファンだけではありません。
精神科医の職業病とも言える“燃え尽き症候群”で引退を決意しているミックラー医師と、それを温かい目で見守る奥さんの姿がとっても良いです。
マーロン・ブランド演じるミックラー医師は、自殺しようとしていたドンファンを助けるために、自らをドン・オクタビオと名乗ってしまう。(おかしな名前!)
最初のうちは患者であるドンファンの奇妙な言動に手を焼くものの、話を聞いているうちに、心の内にあった情熱を取り戻す・・・。
ドンファンはきっかけを与える存在で、実はこれはミックラー医師の物語なんじゃないかと思う。
奥さんにずっと感謝の気持ちは持っていたものの、彼女が「どうしたいか」というのを聞かずに長年連れ添ってきてしまった。
退職して老後を過ごすときになって、ようやく妻がどういう人間なのか知ろうとする。
その素直な気持ちがとても温かいです。

はっきり言って、おかしな人のおかしな話なんだけど、なんでこんなにあったかい気持ちになれて、「あぁ、よかった~」って思える。
笑っちゃうような話だけど、映画としてはすごく真面目に作りこんである気がします。
情熱を失って燃え尽き症候群になりかけたら、是非この映画を観てください。

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» ドンファン [1-kakaku.com]
NYに愛の貴公子ドンファンを名乗る男が現れ、愛する人に失恋したと飛び降り自殺を図ろうとする。ところが精神科医に止められ、思い止まった彼は、自分の愛の遍歴を語りだす。すると彼の周囲の人間のすさんだ心は潤い、愛する気持ちが芽生えてきて…。 まわりの人間の愛する心を蘇らせる、現代の天使のようなドンファンを演じたジョニー・デップはベストキャスティング。彼のエキゾティックなルックスは、大人の寓話にピタリとはまって、夢心地にさせてくれる。またマーロン・ブランド、フェイ・ダナウェイといった超ベ... [続きを読む]

受信: 2006年12月 8日 (金) 11時22分

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