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2006年12月25日 (月)

【BOOK】天使と悪魔

Book_28世界的に大ヒットして、映画化もされた『ダ・ヴィンチ・コード』の著者ダン・ブラウンの作品。
『ダ・ヴィンチ・コード』の前に書かれた前章で、主人公は同じ象徴学者ロバート・ラングドン。
全然知らなかったけど、ロバート・ラングドンの小説はシリーズものらしくて、ダン・ブラウン氏は現在3作目を執筆中だそうです。
映画『ダ・ヴィンチ・コード』と同じく、トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督による映画化も決定していて、映画でもシリーズものとして続いていきそうな予感。
ジェームズ・ボンドやジャック・ライアンみたいに、“ロバート・ラングドン・シリーズ”として、愛されるキャラクターになっていくのかな。

とはいえ、『ダ・ヴィンチ・コード』でも密かに感じていたことだけど、ロバート・ラングドンの人間的魅力がいまいち伝わってこない。
暗号解読だの反物質だの、難解で複雑なストーリーと、早くページをめくりたい!と思わされる巧みな文章構成に騙されている感がある。
ロバート・ラングドンがどんな人間なのか、キャラクターがいまいちよくわからない・・・。
象徴学者で宗教や芸術にの知識が長けていて、ものすごく頭の回転がいいっていうのはわかるけど。
そして閉所恐怖症。

『天使と悪魔』の展開は、『ダ・ヴィンチ・コード』以上に複雑なんじゃないかと思う。
それに『ダ・ヴィンチ・コード』でも教会やいくつかの国から強い反発があったけど、本作は確実にその上を行きそう。
読んでいて、どこまでがフィクションで、どこからノンフィクションなのかわからなくなってくる。
それがこのシリーズのおもしろさでもあるんだけどね。

これってやっぱりミステリー小説だから、殺人の描写とかはえぐい・・・。
寝る前に読んでいると悪夢を見るんじゃないかってドキドキする。
個人的には、あんまり映像化して欲しくないなぁ。
展開の面白さは納得だけど、こういう本は一度読んだらそれでおしまい。
何度も読みたい本じゃない。
映画と同じで、これはエンターテイメントです。
私が何度も読みたくなる本は、やっぱり心に響く本。
例えば、灰谷健次郎さんの本は、何十回も読んでいる本なのに、読む度に新しい発見や感動がある。
面白い本=心に響く本、とは限らないんだね。



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